ただ叫ぶだけ

ゲームやアニメの感想を叫ぶブログ。たまにする考察はだいたい合ってない。

映画【鬼滅の刃】無限列車の感想 煉獄さぁぁぁぁぁん!!!!!!

煉獄さん…

煉獄さん…

 

煉獄さん………orz

 

映画見終わった後、

ただただ連呼したよね、彼の名を。

いやもうほんと…

煉獄さん…

 

なんだこれ。

どう表現したらいいこれ。

 

未だかつてアニメ映画視聴後に、こんな気分になったことあった???

「いや〜〜〜!!!楽しかったーーー!!気分爽快!スッキリ〜♪」って気持ちじゃないからねコレ。

 

 

いや楽しかったよ?!楽しかったんだよもちろん!!!

だけどさ、主人公が「力が無くてく゛や゛し゛い゛よーーわーん!!」って泣いて終わる映画は、ジャンプ映画ではなかったよね??

 

あのね、わかった。喪。

喪だわコレ。

喪に服している感情だわコレ。

 

尊敬していた人が亡くなった報せを訊いて、一人で勝手に喪に服している気分。

 

私は映画見終わった後、あーだこーだと感想が思い浮かぶタイプなんだけどさ、

今回は喪に服していたからかな。

全く言葉が浮かんでこなかった。

ただただ、煉獄さん…って呟いてた(心で)

 

なんかさ…

19時くらいにイオン行ったのよ。

そしたら丁度、親子連れの人たちがワラワラ映画館から出てくるところでね、

もう絶対、「ついさっき鬼滅の刃見終わりました勢」なのよ。

 

聞きたいんだけど、小学生のみんなは今回の映画、どういう所を見てるの?

やっぱり戦ってるシーンが好きなの?

もちろん私も好きよ。

無茶苦茶かっこよかった。

 

逆に、大人の人はどこを見ていた?

たぶん人によって見方や捉え方って絶対違うよね。

あまりにも色々な感情が渦巻いていて。

 

私はね。

私は。

「死」というものを、これでもかと突きつけられた様に感じた。

煉獄さんの死はもちろんなんだけど、炭治郎の夢の中の家族のこととか。

凄く凄く、辛かった。

 

 

家族の死

下弦の壱が「幸せな夢」とか言って、

炭治郎に、死んだ家族が生きてる夢見せてたじゃん?

 

最初に炭治郎の幼い弟と妹が「おかえりーお兄ちゃん!」って出てきたとき、

 

なんて残酷な夢を見せるんだ…

 

って思った。

死んだ人間が生きている夢って、辛くないですか??

確かに夢の中では幸せかもしれないけど、現実には死んでいるんだよ?

起きた時の絶望考えたことあんの??

ほんとやめろよそーゆうことすんの。

炭治郎がどれだけ「夢ならばどれほどよかったでしょう〜」って思ってきたと思ってんだよバカが。

Lemon歌うたびに涙ちょちょ切れてんだよこっちは。

生きてる夢見れて幸せでしょ〜じゃねぇんだよ頭沸いてんのかッ!!!

 

うっうっうっ…(泣)

現実って辛いこと多いじゃん??

そんな中でさ、夢の中で、死んだはずの家族が笑って出迎えてくれたらさ、ずっとここにいたいって思っちゃうじゃん。

炭治郎だって、そういう気持ちがあったと思うんだよ。

家族と一緒にいたいもん!!

 

でもね…

鬼殺隊の隊服を着た現実の炭治郎が、

普段着で仕事している夢の中の炭治郎に、叫ぶんですよ。

「起きろ!!」って。

まだ鬼がいるって。寝てる場合じゃないって。

で、夢の中の炭治郎は、夢から覚めようとするんだけどさ…

 

夢が覚めるってことは、「家族の死」をもう一度体験するってことなのよ。

 

だってそうじゃん?!?!?!

生きてんだもん!!!夢の中で!!!みんな生きて、そこにいんだよ?!?!

現実に戻るってことは、今いる家族が死んでいるということを、

もう一度、

突きつけられることであって…

 

辛いに決まってんじゃん!!!!

 

炭治郎がさ、「行かなきゃ」つって。

家を出て行くとさ、

みんなが…ついてきてさ…

「お兄ちゃんどこいくの?」って…

お母さんが、「炭治郎」って…

 

ちくしょうめーーーー!!!!!!(机ダンッ)

こんな可愛い幼な子が、もう死んでるとかやめてよ!!!!

優しいママンが…もう死んでるとかやめてよぉ…

ずっとここにいたいよ!!!

てか、本来は、ずっとここにいるはずだったんだ!!!炭治郎は!!!

剣なんか握るはずなかった。

ずっと慎ましく、家族みんなで幸せに生きていくはずだったのに…

 

無惨さえ…現れなければ…

 

……戻らなきゃ。

この幸せを奪った無惨を倒して、生き残った、たった一人の家族・禰󠄀豆子を、人間に戻してあげなきゃ。

そう決めたんだ、炭治郎は!

 

炭治郎は泣きながら、家族を振り切って走ります。

一番末の弟が、炭治郎を追いかけて転んでしまいます。

六太「お兄ちゃん!行かないでーーー!!」

 

六太ーーーーー!!!!!!(大号泣)

なんでこんな小さい子がこんな目にあわなあかんのやーーーーーー!!!!!

行゛き゛た゛く゛な゛い゛よ゛ーーーーー!!!!!

私だってぇ!ここにいたいんだよぉ!!!!

BGM:Lemon

 

炭治郎「ごめんなぁ、六太ぁ」

 

炭治郎は振り返らず、走っていきます。

あの長男力の塊のような男がよ?

小さい弟が転んで泣いてたら、ぜったい戻って抱っこするような優しい少年がよ?

涙をこぼしながら、家族を断ち切って、走っていく姿ときたら………

 

もう心臓痛ぇ。締め付けられる。なんなんこれ?こんな悲しいことある???

 

なんて残酷な夢を見せるんだ…

 

もう一回言おうか?

なんて残酷な夢を見せるんだ…

 

ほんと、下弦の壱の血気術は、人の心に土足で踏み入る行為だよ。

その人が経験した「死」は、他人が入り込んで引っ掻き回していいものじゃない。絶対。

 

 

夢に縋りたい人は、大勢いますよ。

車掌さんや運転士、炭治郎たちの命を狙った子供たちもそうだった。

夢の中に、逃げたい人たちだった。

 

人は、弱い生き物だからさ、

逃げたい気持ちを否定はしない。

 

でも、「辛いの?じゃあ幸せな夢を見させてあげる」は違うんだよ…。

「その代わり鬼狩りの【精神の核】壊してきてね」じゃねーんだよ下弦の壱ぃ…(怒)

そーゆうの、「付け入る」っていうんだよ。

人の弱い部分に付け入るの、外道にすることだからね???

 

 

煉獄さんの死

色々あって下弦の壱を倒したあと、まさかの上弦の参・猗窩座が現れます。

 

アカザ殿の声優楽しみにしてた。

だーーーーーいし!!!!!!

石田彰さんじゃないですか!!!!

鬼になれ杏寿郎♪

若々しくて、ちょっと楽しげな感じで話してくるの、良かった。好き。

さすがすぎ。

 

つーかアカザ殿VS煉獄さんで、前半の無限列車のこと軽く吹っ飛んだよね。

あまりにも衝撃すぎて。

結末は知ってたのよ。どっちが勝って、どうなるのか、とか。

知ってたけど…

手に汗握った…っ!!

 

あれさぁ、ズルくない?

あの、手、生えてくんの。

アカザ殿さぁ、ズルくない??

だって何度も何度も手ぇ斬られててさぁ、

普通に煉獄さんの速さについていけなかったから斬られてんだよね??

それはもう、アカザ殿の負けじゃない???

「高めあおう!!」とか言ってっけど、まずは腕斬られないようにするところから始めたらどうなんです???

 

アカザ殿の熱烈な「鬼になれ杏寿郎♪」アピールも虚しく、煉獄さんは「断る」「君が嫌いだ」と取り付く島もない。

 

それもそのはず。

煉獄さんは幼い頃、母上から【強く生まれてきた者の責務】を言い聞かされてきたのです。

 

母上「弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です。責任を持って果たさなければならない使命なのです。決して忘れることなきように」

 

この言葉が煉獄さんの大部分を占めていて、「俺は俺の責務を全うする」「ここにいるものは、誰も死なせはしない」って、言ってるんだもんね。

強い者の持つ力を、使い方を間違わないように諭してくれた母上まじ母上…

 

 

アカザ殿がさぁ…

人間はすぐ死ぬし弱くなるとか言ってくんの。

鬼は長生きだから、ずっと戦ってられるし、ずっと強くなれる、だから鬼になれ杏寿郎♪つって。

違うねん…

 

煉獄さん「強さというものは、肉体に対してのみ使う言葉ではない」

煉獄さん「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ」

 

それやねん!!!!なぁ、杏寿郎!!

もうさすがですよ!!なぁ、杏寿郎!!

なんつーかさぁ、ここまでずっと、煉獄さんの信念をヒシヒシと感じていてさ。

人を守るという、一貫してブレない姿勢が格好良くて。尊敬できて。心も身体も強いし。

さすが柱だなって感じで。

もう炭治郎も伊之助も、心はすでに継子ですよ。気づいたら私も継子だったし、普通に好きになってた。

 

だからさぁ…

アカザ殿の腕がさぁ…

煉獄さんを貫いた時の絶望と言ったら…

アガサ殿が「死ぬ!死んでしまうぞ杏寿郎!!」とか言ってんだけどうるせーよお前のせいだろ何ってんだコイツ。

 

もうさ、煉獄さんがさ、

腕が貫かれた状態でアガサ殿に一撃を喰らわして、太陽が昇るまで押さえつけた場面とかもうさ…

 

頼むーーーーーー!!!!!!!

早く太陽昇ってくれぇぇぇぇぇ!!!!!!

猗窩座のヤローをやっつけてくれぇぇぇーーーーー!!!!

ってみんな思ったよね?

アガサ殿が自分の腕引きちぎって逃げた時なんか、うわあああぁぁぁぁぁあぁあ!!!!!!って頭抱えたよね???

 

なんなんアイツさぁ!!!!

ズルくない????

大体その腕ぶっ飛んだの何回目ですか???とっくに負けてるよねお前。

どう考えても煉獄さんの勝ちですよ。

煉獄さんはお前と違って逃げないし!

 

炭治郎だって激オコですよ!!

「逃げるな卑怯者!!逃げるなァ!!!」

「お前なんかより煉獄さんの方がずっと凄いんだ!!強いんだ!!」

「煉獄さんは負けてない!!誰も死なせなかった!!戦い抜いた!!守り抜いた!!」
「お前の負けだ!!煉獄さんの勝ちだ!!」

 

そーだそーだ卑怯者!!!!!!!

なーにが「太ぁい陽から逃げてるんだ」だよ←※ここの言い方情けなくて石田さん最高だなって思った

炭治郎が言ってたよ、「鬼殺隊はいつだって鬼に有利な夜に戦ってる」って!!

おめーら苦手な朝に戦ってみろよどーせ朝日に当たらなくても一瞬で柱の攻撃で死ぬだろーが弱っっっっっっっわ!!!

煉獄さんの方が強ぇーーーし!!!

煉獄さんは負けてないし!!!

誰も死なせてないし、守り切ったんだ!お前と違ってなぁ!!!!!!!!!!(酷)

 

 

 

「もうそんなに叫ぶんじゃない」

 

 

れ…煉獄さん…?

 

「腹の傷が開く。君も軽傷じゃないんだ。」

「竈門少年が死んでしまったら俺の負けになってしまうぞ」

 

「こっちにおいで、最後に少し話をしよう」

 

うっうっう…(泣)

煉獄さぁん…

もう…ぼろぼろやんかぁ…

こんなこと、誰が想像しました?

位の低い鬼殺隊の方々が亡くなっていくのは散々見てきましたけど、

まさか柱が…

鬼殺隊の中で圧倒的強さを誇る柱の一人が死んでしまうなんて…誰が予想出来ました…???

 

煉獄さんは…

最期に、炭治郎達に、遺言をのこします…

名言の…オンパレード…(号泣)

 

「竈門少年 俺は君の妹を信じる 鬼殺隊の一員として認める」

「命をかけて鬼と戦い、人を守る者は誰がなんと言おうと鬼殺隊の一員だ」

 

煉獄さぁん…

最初、ぜんっぜん禰󠄀豆子のこと認めてくれなかった煉獄さんが…あの煉獄さんが…ッ!

嬉しい…

煉獄さんに認められるの、力が湧く。嬉しい。

煉獄さんの柔軟な思考、ほんとリスペクトっす。

 

 

「胸を張って生きろ」

「己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと」

「心を燃やせ」

「歯を喰いしばって前を向け 君が足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない 共に寄り添って悲しんではくれない」

 

心を燃やせって、炭治郎ずっと言ってる。

戦う時、よく言ってる。

それくらい、炭治郎に影響を与えた言葉ですよ。

いやでもココ、かなり深い言葉よ。

私もそれなりに人生経験してきましたけど、これはほんと、生きていく上で大切な言葉だと思う。

 

”心を燃やせ”

 

 

「竈門少年 猪頭少年 黄色い少年 もっともっと成長しろ

そして今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ」

「俺は信じる 君たちを信じる」

 

こうして…

次の者へぇぇ…繋がっていくんだぁぁ…

次の若人たちを信じて想いを託す。。。

永遠には生きられない、儚い人間の美しさ、強さなんだよぉぉ!!!

 

遺言を言い終えた煉獄さんは、遠くに見える母上の幻影に問いかけます。

 

(俺は、ちゃんとやれただろうか。やるべきことを、果たすべきことを全うできましたか?)

 

煉獄さんの母上は…微笑みながら…

「立派にできましたよ」

 

 

………

私は、溢れる涙を止めることを辞めた。

 

煉獄さんは…最期にお母さんに逢えて…

一番いい笑顔で、この世を去ったのだ。

 

 

 

〜♪(LiSA、主題歌「炎」)

 

 

私はさぁ…

煉獄さんの死を見て、

今後の、自分の生き方を見直していかなきゃだなって、思ったよ。

 

反省したんですよ。

果たして今の私は、心を燃やしているのかと!

 

毎日死んだ目で仕事して帰って家事して寝るだけの生活よ。

燃えてねぇ!!!!!!

心が燃えてないよ!!!!!

何もしてない。

毎日何かしてるようで何もしてない。

 

ただ歳を取っているだけで、果たして生きてるって言える?!?!?!

大丈夫?私死んでない????

胸張って生きてる?????

死ぬ時、笑顔で死ねる????????

 

心を燃やせぇぇ!!!!

 

なんか…何か一個でもいいから何かやろう!!

心を燃やそう!!!

なんか信念持とう!!!!

ほらもうすぐ新年だしね!!!

来年の目標決まったわ!!

「2021年!私の目標は心を燃やすことです!!!」

 

…とりあえず、もうちょいブログの更新頻度を上げるとこから始めてみるから…

 

 

 

一言感想

・映画が始まる前の、ドラえもん映画のCMで早くも泣いてた。おばあちゃんの回は泣くんだって…

 

・こんだけ人気が出たんだから、鬼滅の刃自体が初見の人も多いと思うので、その辺の配慮はあっても良かったのかもしれない。急に続きから始まったからさぁ…。

コナンみたいに映画の冒頭で「俺は高校生探偵工藤新一!」みたいなの欲しかったなぁ。

こんな明るいテンションでなくてもいいけど。

 

・善逸の、「ねずこちゃんは俺が守る」ってやつ、すごく良かったよね…。

鬼になって以降、攻撃ばっかりしてくる人間たちの中で、唯一(炭治郎を抜かせば)、「最初から禰󠄀豆子を守ってくれた人間」なんだよ善逸は。

 

・炭治郎の精神の核…暖かさ、優しさってのは、無条件で涙が出てくるよね。

辛いことや苦しいことを経験している私たちは、この暖かさ・優しさが、尊いものだと知っているから、

「ありがとう」と、

言わずにはいられないんだ。

 

・炭治郎「言うはずが無いだろうそんなことを俺の家族が!!!」が、花江さんの気持ちが入りすぎてて一瞬聞き取れず、「え?え?なんて?」ってなった。

 

・アガサ殿、実は私、過去の話知ってるんだよ…知ってるけど、悲しいけど、今回のことはボロクソ言わせてもらった…謝んねーからな…

 

 

 

あわせて是非

ちょっと諸事情があって途中までしか感想書いてないのですが、

アニメの方の感想です。

よければ見てってください↓

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